【プラズマローゲン抽出研究の経緯】

ホタテからの工業レベル量産に至るまで

 

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プラズマローゲン単離の必要性

純粋なプラズマローゲンを抽出できる技術は、プラズマローゲン利用の前提になります。

 

まず、研究段階で単離された試料がないことには、研究が進みません。

 

しかもある程度、簡単に安く単離されたものでないと、ふんだんに使えないので、やはり研究の障害になります。

 

次にサプリなどに応用する時には、工業ベースでさらに安価に大量に作れることも必要条件に加わります。

 

プラズマローゲンの簡単な比較的簡単な単離に、世界に先駆けて成功したのは、レオロジー研究所の馬渡博士らです。

 

彼らは引き続いて量産ベースでの単離にも成功します。

 

こうしたプラズマローゲン抽出技術の研究の経緯について説明します。

 

以前の抽出技術レベル

2003年頃、馬渡博士らは脳疲労の研究と並行して、リン脂質の研究をしていました。

 

リン脂質の調達材料には鶏を使っていました。

 

例えば、スフィンゴミエリンというリン脂質を大量に含んでいます。

 

そんな中、プラズマローゲンにも関心を持つようになり、鶏からも取れるのではないかと考えるようになりました。

 

しかし、プラズマローゲンは酸や熱で破壊されやすいので、他のリン脂質も多くある中からの単離は、当時の技術では非常に困難でした。

 

それどころか、鶏に含まれるプラズマローゲンの量測定だけでも、重厚長大な装置と長時間・高コストの検査を要したのです。

 

赤血球膜の研究経験がヒント

こんな中でプラズマローゲン単離のヒントを与えてくれたのは、馬渡博士の何十年も前の研究経験でした。

 

1970年代初頭に馬渡博士はペンシルバニア大学、およびコロンビア大学で生化学研究に従事しました。

 

テーマのひとつが筋ジストロフィー患者と健常者の細胞膜比較でした。

 

筋ジストロフィー患者の筋細胞は萎縮していて比較に使えないので、赤血球膜を使いました。

 

そして核や細胞小器官がなく、ヘモグロビンさえ洗い流せば細胞膜が抽出できる赤血球は細胞膜研究にうってつけの素材であることを発見しました。

 

プラズマローゲンの簡単な検出法を発見

馬渡博士らは通常の高速液体クロマトグラフィー(HPLC)と通常の検出器である蒸発光散乱検出器(ELSD)を使った測定方法を開発しました。

 

この方法では、プラズマローゲンはもちろん、他のリン脂質もすべて同時に測定できます。

 

以前は検査だけでも大がかりだったのが、簡単・低コストで実用的になりました。

 

このHPLC法を用いて、認知症患者の赤血球膜のリン脂質を測定することが可能になりました。

 

プラズマローゲン大量抽出法の開発

次に馬渡博士らは、リン脂質に作用する酵素であるフォスフォリパーゼの一種、PLA1を使ってプラズマローゲンを抽出する方法を開発しました。

 

赤血球膜にPLA1を作用させると、通常のリン脂質は分解されて、プラズマローゲンとスフィンゴミエリンだけが無傷で残ります。

 

この2つを分離する方法はありましたが、高コストで時間がかかりました。

 

そこで博士らは有機溶媒の組み合わせ方で、スフィンゴミエリンを選択的に沈殿させる方法を開発。

 

これによってプラズマローゲンを試料としてどんどん使えるレベルの量産はできるようになりました。

 

おかげでプラズマローゲンの研究は大いに進展しました。

 

工業レベルでの量産にも成功

プラズマローゲンをサプリと提供するためには、さらに低コストで大量に作れる方法を開発する必要があります。

 

馬渡博士らはこれにも成功しました。

 

材料は鶏からホタテガイに切り替えられました。

 

理由は3つあります。

 

第一に、ホタテガイの方が鶏より医学的効果が高いとわかったこと。

 

プラズマローゲンと一口に言っても、不飽和脂肪酸構成はいろいろあり、素材がホタテと鶏では違いがあるのです。

 

第二に、二枚貝にはプラズマローゲンの含有量が多く、抽出効率がよいこと。

 

貝類の脂質にはスフィンゴミエリンや中性脂肪が少ないので、抽出がとても楽なのです。

 

第三に、貝ひもに多く含まれるため、さらなる低コスト化が望めること。

 

ホタテの貝柱は高額ですが、貝ひもは廃棄されることが多く、低コストで調達できます。

 

好都合にも、プラズマローゲンは貝柱より貝ひもの方に多く含まれることがわかったのです。

 

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